
本記事は、JIPMソリューション発行 月刊『TPMエイジ』2009年3月号 に掲載した 『TPMサークル探検隊(第68回)』 を再構成したものです。(2009年1月の取材に基づいた内容です)
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【会社概要】
・住所: 三重県四日市市
・従業員: 488人(連結617人)
・操業: 1984年
・主要製品: コンパウンド・シート・樹脂
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■サークル紹介(1):
大治田製造グループ 『身を粉にして粉対策!』
最大の問題は、ホッパー投入時の粉漏れ(30kg/月)だった。
そこで粉漏れ対策に着手。478時間をかけて徹底的に原因究明した。改善案の実践前に、ミニチュアをつくって実験までやってしまう念の入れようだ。
その結果をもとに下のような改善を施して、飛散をなんと20分の1まで、1.5kg/月に引き下げた。その成果が認められ、ケミカルグループに次いで、第2回最優秀賞を受賞した。
【写真1】短かったフィルターのエア抜き配管を伸ばして、重力で粉が落ちる仕組みとした。 また、局排ダクトにはノズルを取り付けて、残った粉を吸引するように改善した。
【写真2】シュート部の布地は木目の細かなものに交換。また投入口はしっかりと シールするようにすることで、粉漏れを完全にシャットアウトした。
【写真3】計量後のシュート管にもきっちりとシールすることで、ここからの漏れもなくした。
■サークル紹介(2):
工務グループ(大治田倉庫) 『効率化はまず基本条件整備から。どこもピッカピカだぜ!』
詰替え作業だけでなく、ブレンド作業までこなし、月間1000トンを処理することも。社員は4人だが、協力会社との連携もバッチリ。大人数なので活動時間の調整にいちばん苦労した、とのこと。
※写真(左) まず、メイン設備に徹底的にこだわって初期清掃を実践。ウエスで磨いたりペンキを塗ったりだけでなく、カップリング置場の整備、ホースの固定や巻取り治具の作成など、細かなところまでこだわった。
※写真(右) 大量のエフ付け・エフ取りはすべて、デジカメで処理している。これからの主流になるか?
■サークル紹介(3):
ケミカルグループ 『改善を積み重ねて、第1回社内発表大会最優秀賞を獲得!』
※写真 この設備には細かな改善がふんだんに詰まっている。たとえば伸縮限界を示すメジャー(A)、振動を把握するコップの水(B)、原料の固化を防止する加湿器(C)、そのほか、あちこちにある「目で見る管理」の表示など、とにかくお金をかけずに、徹底的に改善を進めてきた。
※写真(左)KYの木
メンバー全員が一日一言、危険予知の言葉を書いて腕に巻くことが決まりとなっている。(写真・下) それをまとめたら、その数、何と1100枚!(写真・上) ちなみに、青が定常、黄色が非定常作業に分けられている。
※写真(中)集塵機
毎月1回オーバーホールをしていたが、横の赤いレバーを取り付けて、毎日30回押したり引いたりしながらフィルターの目詰まりを防止することで、半年間メンテナンスフリーを実現!
※写真(右)ドラムの反転リフター
限界がひと目でわかる角度計がついていて、こぼれが発生することはない。
【今回の取材に応じてくださったみなさん】
取材 : TPMエイジ編集部 T.W.
※みなさんのサークルを紹介してみませんか? 編集部までご一報ください。取材にうかがいます
(Tel:03-6409-0352・E-mail:age@jipms.jp)