
モニタリングなどの技術が進み、現場に行って直接現物を観察しなくても、現象を把握することが可能になってきました。そうした技術も便利で必要ですが、それに頼るだけではうまくいきません。TPMでは「現場」「現物」「現実(現象)」という3つの"現"を重視します。問題が発生したら、直ちに現場に行って現物を見て、現実(現象)を確認したうえで適切な処置をとる、という行動指針が大切で、この考え方を「三現主義」といいます。
※本記事は、「TPMエイジ」2008年4月~翌3月連載の『マンガで学ぶTPM・基礎編』 を再構成したものです。
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ここがポイント!
● 「三現主義」とは?
「三現主義」とは、問題が発生したら「現場」に行って、「現物」をよく観察し、「現実(現象)」を把握して対処にあたる行動のことを指します。これは事実に基づいた正しい判断・処置を行うためのものです。
「三現主義」にのっとって、原因の追求と対策をしっかりと行い、その経過をまとめていくという取組みによって、技術の向上が図られ、より良い現場がつくられていくのです。
● そもそも"三現"って?
「現場」「現物」「現実(現象)」は、それぞれどのようなものなのでしょうか。ここでは「チョコ停」を例にとって具体的な"三現"をみてみましょう。
以上はあくまでも一例です。そのほかにも、事故、不良発生などのケースがあります。まずはそれぞれの"3現"を確実に見極めましょう。
● 「三現主義」での観察のコツ
「現場や現物で現象を確認・観察をする」と言われても、どのように観察してよいのかわからない人もいることでしょう。それができなければ、正確な報告もできませんし、対処の計画も立てられません。
観察のコツは5W1Hのうち「Why」を除いた4W1Hを念頭に置くことです。以下にチョコ停が発生した場合の、観察の仕方の一例を示します。
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