
機械保全技能検定は、工場の機械・設備の保全能力を問う国家検定で、数ある技能検定試験の中でも最大規模の受検者数を誇っています。
【2009年度/特級・1級・2級の総受検申請者:27,662名 ※速報値、月刊 「TPMエイジ」編集部 調べ】
JIPMソリューションでは同検定試験の対策書を毎年発刊し、多くの方に利用いただいています。2009年版では、書名を一新するとともに、前年度の出題問題をベースに内容を3割程度見直すなど、一層の充実を図りました。
2月7日(日)実施の学科試験にむけて、そのなかの予想問題集から練習問題を抜粋しました。興味のある方はぜひチャレンジしてください。
※ 今後4回に分けて問題を公開していきます。 (次回:12月上旬の予定) ⇒ 最新情報は こちら
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■ 機械保全技能検定の練習問題に挑戦! (第1回)
(JIPM-S刊 「めざせ!機械保全技能検定合格 2009年度予想問題集(学科編)」より抜粋・再構成)
次の文章で内容が正しいものは○、間違っているものは×で答えてください。
(選択科目<科目6>の実際の出題形式は、通常、四者択一式になります)
Q1: <科目1 機械一般 (共通問題)>
配管系のウォーターハンマー防止策としては、急速に弁を閉めないようにするのが効果的である。
Q2: <科目2 電気一般 (共通問題)>
電磁弁などに用いられる直流ソレノイドの吸引力維持のためには、電圧が高ければ高いほど良い。
Q3: <科目3 機械保全法一般 (共通問題)>
ガントチャート法とは、ノードやイベントなどの記号を用いてクリティカルパスを明らかにする工程管理手法である。
Q4: <科目4 材料一般 (共通問題)>
ピンホール、巣、湯境、鋳肌荒れなどは、鋼の熱処理の際に生じる欠陥の種類である。
Q5: <科目5 安全衛生 (共通問題)>
労働安全衛生法令には、定期健康診断などの健康の保持増進のための処置に関する項目も規定されている。
Q6: <科目6-イ 機械系保全法 (「機械系保全作業」用の問題)>
オリフィスは、配管内の流量測定には用いることができない。
Q7: <科目6-イ 機械系保全法 (「機械系保全作業」用の問題)>
グラファイトグリースは耐熱性、耐水性に優れている。
Q8: <科目6-イ 機械系保全法 (「機械系保全作業」用の問題)>
アキュムレーターに充てんするガスは、一般的には水素である。
Q9: <科目6-ロ 電気系保全法 (「電気系保全作業」用の問題)>
磁界中で電流を流した導体には電磁力が発生し、フレミングの左手の法則では親指がこの電磁力の方向を示す。
Q10: <科目6-ロ 電気系保全法 (「電気系保全作業」用の問題)>
デジタル式テスターで抵抗を測定する場合、必ずはじめにゼロ調整を行う必要がある。
※解答と解説は、この記事の文末にあります。
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■機械保全技能検定の練習問題に挑戦!(第1回) 【解答と解説】
Q1: ○
題意の通りである。
Q2: ×
直流ソレノイドの吸引力は電圧の2乗に比例するので、電圧が高すぎると発熱によるコイル焼損の恐れがある。一方、電圧が低すぎるとソレノイドの吸引不足による切替え不良が発生する。
Q3: ×
問題はPERT法に関する説明である。ガントチャ-ト法は、作業間の連携やクリティカルパスなどの明確化が必要とならない小規模作業の進行状態を把握するのに適する。
Q4: ×
ピンホール、巣、湯境、鋳肌荒れなどは鋳造品の欠陥である。鋳造欠陥は、材質、砂型、鋳込み温度などの影響により発生する。
Q5: ○
題意の通りである。
Q6: ×
オリフィスは流体の流れを絞る効果があり、絞りの前後で圧力差が生じる。この圧力差は流量と関係があることより、オリフィスを利用した配管内の流量測定が可能である。
Q7: ○
題意の通りである。
Q8: ×
水素は爆発の危険性があり、使用しない。アキュムレーターに充てんするガスは窒素または空気である。
Q9: ○
題意の通りである。
Q10: ×
抵抗測定の前にアナログ式テスターで行うゼロ調整の確認は、デジタル式テスターでは不要である。テスト棒の接触抵抗などがないかどうかを確認する必要があるときなどにゼロ調整を行う程度である。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社JIPMソリューション 出版・教材開発事業部 編集企画グループ
TEL: 03-6409-0353 FAX: 03-6409-0360 E-mail: center@jipms.jp
※ 技能検定試験に関する情報は、中央職業能力開発協会ホームページ でご確認ください。